熱処理効果▼ ｜ 参考資料1[金型鋳造品の機械的性質]▼ ｜ 参考資料2[型打鍛造品の機械的性質]▼ 熱処理効果 機械加工、曲げ加工等、加工時の切削性、及び寸法精度の向上。 別表(参考資料1[金型鋳造品の機械的性質]、参考資料2[型打鍛造品の機械的性質])のように、それぞれのアルミニウム合金の持つ特性を最大限に活かすことが出来ます。 T6処理後の寸法精度の確保。歪矯正を得意としています。 鋳造(砂型・金型鋳物、ダイカスト)及び冷間鍛造時に発生する内部応力を除去し、機械加工後の寸法の経年変化を防ぎます。 塑性加工及び曲げ加工時に、硬いために加工が困難なとき、焼鈍することにより加工を容易にすることが出来る。 1.アルミニウム合金 オートバイ部品、自動車部品、スポーツ用品(硬式バット、スキーストック等)、送電用架線金具(砂型・金型鋳物、冷間及び熱間鍛造品、ダイカスト製品、押出し品) 2.マグネシウム鋳物 レーシング部品他 ＊その他製品に要求される内容によりご相談させていただきます。 参考資料1[金型鋳造品の機械的性質] H5202 合金名 質別 引張試験 ブリネル硬さ HB(10/500/30) 引張強さ N/㎟ 伸び % AC2A F T6 186以上 275以上 2以上 1以上 約75 約90 AC2B F T6 157以上 245以上 1以上 1以上 約70 約90 AC4A F T6 177以上 245以上 3以上 2以上 約60 約90 AC4B F T6 177以上 245以上 - - 約80 約100 AC4C F T5 T6 157以上 177以上 226以上 3以上 3以上 3以上 約55 約65 約85 AC4D F T5 T6 177以上 196以上 275以上 2以上 1以上 1以上 約70 約75 約90 AC8A F T5 T6 177以上 196以上 275以上 - - - 約85 約90 約110 AC8B F T5 T6 177以上 186以上 275以上 - - - 約85 約90 約110 *F:鋳造のまま　T5:焼戻し　T6:溶体化焼入れ・焼戻し 参考資料2[型打鍛造品の機械的性質] H4140 合金名 質別 引張試験 ブリネル硬さ HB(10/500/30) 引張強さ N/㎟ 伸び % A2014 T4 380以上 11以上 100以上 T6 450以上 6以上 125以上 A2017 T4 345以上 10以上 90以上 A4032 T6 365以上 3以上 115以上 A5056 H112 245以上 15以上 50以上 A6061 T6 265以上 7以上 80以上 A7075 T6 520以上 7以上 135以上 T73 450以上 7以上 125以上 A7N01 T6 335以上 10以上 90以上 *T4:溶体化焼入れ　T6:溶体化焼入れ・焼戻し このページのTOPへ▲ HOME ｜ 熱処理専門 ｜ 熱処理とは ｜ 工場設備 ｜ 会社概要